感想代わりにメモを。
団地のお話らしく、ピンクと茶色がベースのかわいいお部屋が舞台。
ちらしのカラーを参考に作ったようです。うれしい。
絵はひどいけど。
壁際にさりげなくいた、この団地に住む詩人(?)からの前説からはじまります。
同じ団地に住む、結婚記念日がいっしょの二組の夫婦。
夫たち。
「もしこいつがいなかったら、と思わないか?
どんな人生になっていただろう、と夜中にふと思うんだよ」
妻たちはキッチンで記念のケーキを手作り中。
最近ふたりが習っているケーキ作りの先生は、妻たちに夫からの自立を説いているらしい。
「ちょうどよかったじゃない。
先生も言ってたことだし。
証人も呼んだことだし」
そしてできあがるケーキと、その先生からもらった毒薬。
これを夫たちのケーキにふりかける計画らしい。
「どんな味がするんだろうね。
ものすごーく甘いんだって。
文字通り、天国に上る甘さ」
証人にするために呼んだらしい301の夫婦がやってくる。
が、それだけではなくて、
301の夫婦が呼んだ、最近引っ越して来た205の若い夫婦、
冒頭にでてきた403号室の謎の詩人までやってくる。
さあ乾杯!というときに間違いが起こり、意外な人物が倒れてしまう。
さて、ふたりは、夫婦たちはどうなるのか。
内容はコメディです。
夫婦や友情や、小さな世界での物語。
シアターZOOにて17日まで。
おもしろかったのでお近くの方はぜひ!
弦巻楽団ブログ
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